人生で大切なことを学べる懐かしのRPGゲーム４選

子供の頃は誰でも夢中になったことがあるテレビゲーム。
お母さんに勉強しなさいって怒られながら宿題そっちのけで毎日プレイしていたものです。

子どもの時は何となくプレイしていたRPGゲーム。
大人になって振り返ってみると、あの頃のゲームは大切なこと教えてくれる良い作品ばかりでした。
そこで今回は人生で大切なことを学べる懐かしい作品を４つご紹介します。

クロノ・トリガー(Chrono Trigger)

発売年は1995年。発売からもう20年近く経ちました。星に寄生する生命体「ラヴォス」から地球を救うため、時代を越えて旅をする王道RPG。FFシリーズの坂口博信、DQシリーズの堀井雄二、漫画家の鳥山明という豪華メンバーの合作ということで制作発表時から話題沸騰。星を救うという大きな使命のもとに集まった、時代を越えた仲間たちとの友情に誰もが胸をうたれたました。

アルティメット ヒッツ クロノ・トリガー

クロノ・クロス(Chrono Cross)

クロノ・トリガーの続編にあたる作品。前作クロノ・トリガーの「現代」から20年後の世界を描いた作品。２つの異なる世界を行き来しながら冒険をすすめるRPG。物語がかなり難解なので、プレイ当時中学3年生だった僕にはそのストーリーの真意が理解できませんでした。成人してから再プレイした時に物語の奥深さに感動。星を救うために殺された別の未来という概念には心が震えました。何かを救うことは別の何かを傷つけてしまうかもしれない。その矛盾の中で答えを探していくということを学びました。

この作品はストーリーだけでなくゲームミュージックとしても非常に評価されています。
特にOPとして流れる「時の傷跡」は名曲。

アルティメット ヒッツ クロノ・クロス

クロノ・クロス オリジナル・サウンドトラック

ポポロクロイス物語２

ポポロクロイス城の心優しい王子「ピエトロ」が仲間達とともに闇の怪物バルバランから世界を守るという物語。ポポロクロイス物語の続編ですが２からプレイしても楽しめます。

「涙がポポロ」がキャッチフレーズのCMが当時話題になりました。
この時代のゲームのCMは秀逸ですね。

心優しいピエトロ王子の行動に優しさとは何か誠実さとは何かを教わりました。
ピエトロ王子とナルシアの恋の行方はもう涙なしでは見れません。
心がポカポカする温かいゲーム。

ポポロクロイス物語2

新桃太郎伝説

童話「桃太郎」を題材にした愛と勇気を学べる物語。桃太郎だけでなく金太郎や浦島太郎といった他の日本童話のキャラクターも登場します。桃太郎さんが悪の象徴である鬼を退治するというシンプルな構造の物語ではないところが、このゲームの奥深いところ。鬼の世界が詳細に描かれていて鬼にも「良い鬼」と「悪い鬼」がいるんです。鬼の世界を憂い未来を変えようとする鬼がいたり、次々と仲間を裏切って世界を支配しようとする鬼がいたりと、鬼をただの悪ではなくもうひとつの正義として描かれています。鬼も人間もみんな仲良く暮らせる世界をつくろうと願う桃太郎さんの考えに感心させられます。ちなみに音楽担当はサザンオールスターズの関口和之さん。BGMも素晴らしい作品です。

桃太郎伝説

まとめ

いかがでしたか。子供の時は何となくプレイしていたゲームですが、大人になってやり直してみるとその物語に込められているメッセージの奥深さに感動します。子供の時には気づかなかった大切なことを改めて考えさせられるものばかりです。是非この機会に一度プレイしてみてください。